まちの土台や骨組みづくり(土木)から、毎日の暮らしを支えるもの(建築)まで。
みんなの安心や幸せのために建設業はあります。
城を中心にまちづくりがはじまった400年前から今日まで、
開発と保存の繰り返しの中で金沢は、金沢らしさを磨いてきました。
まちの記憶をさらに重ねて、もっと輝く金沢をつくるための未来の扉。
その扉を開くのが、私たちのしごとです。
道路や鉄道、橋、トンネルなどのインフラ整備、つまり、ひときわ大きなものづくりが土木のしごとです。辰巳用水をはじめ、他に先駆けた土木事業が展開されてきた金沢は、その伝統を生かして今日も、命を守り、暮らしに彩りを添えるまちづくりを進めています。もっと安全に、快適に、そして心豊かに。まちの未来を「つくる」のは私たちです。
駅や学校、美術館などの公共施設から店舗、会社、住宅まで、建築のしごとは、建物をつくることです。歴史的建造物や近現代の名建築が多い金沢では、培われた技術をベースに豊かな建築文化が育まれてきました。仕事場、遊び場、生活の場‥。あらゆる営みの場づくりを通して、さらに素敵な金沢を「つくる」ことが私たちの役目です。
私たちには、長い年月受け継がれてきた建設技術を次代に伝えるという使命や、先端の科学を活用してより安全に、効率よく、また環境にもやさしいまちづくりを進めるという役割があります。技能の伝達や育成を進めるかたわら、たとえばドローンやAIなどの活用にも取り組み、建設業の未来への道を「つくる」努力を続けています。
私たちがつくったものは、幾十年、幾百年と残り続けます。まちの「守り手」であり「つくり手」という大切なこのしごとを次代につなぐために、後継者の養成に力を入れています。職場環境の改善や女性の起用、生産性の向上などを通して働きやすい職場づくりを進め、技能の育成にも尽力。「つくる」のは、「魅力いっぱいの建設業」です。